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椿 蝋梅

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椿 蝋梅 花入 美濃伊賀 生爪写

椿(つばき)
ツバキ科の常緑高木。高さ3~7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し、多数の雄しべも基部が合着している。果実は球形で、秋に熟すと厚い果皮が裂けて黒い種子が現れ、種子から椿油をとる。ワビスケ(侘助)など多くの品種がある。和名の由来は、葉に厚みがあることから「厚葉木(あつばぎ)」の「あ」を省略した、葉につやのあることから「津葉木(つばぎ)」、革のように強い「強葉木(つばぎ)」など諸説ある。。椿の字は国字で、春に花が咲くことからという。

蝋梅(ろうばい)
ロウバイ科の落葉低木。高さ2~4メートル。葉は対生し、卵形で両面ともざらつく。1、2月ごろ葉より先に枝の節に香りのよい花が多数下向きに咲く。花は径約2センチで、多数の花被片があり、外側の花被片は黄色で光沢があり、内側は暗紫色。宝永6年(1709)刊の貝原益軒の『大和本草』に「蝋梅 本草潅木ニ載ス。近年中夏ヨリワタル。蝋月ニ小黄花ヲ開ク。蘭ノ香ニ似タリ。中華ノ書ニ多ク記シ詩ニモ詠セリ花ノ容ハ不好。」とあり、中国原産で、江戸初期に朝鮮を経て渡来した。漢名、黄梅、蝋梅。からうめ。なんきんうめ。花全体が黄色で中央部の色の変化のないものは「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」。素心蝋梅は蝋梅の変種だが、こちらのほうがよく見られる。和名の由来は、蝋細工のような花からとも、蝋月(陰暦の12月)に梅に似た花を咲かせるところからともいう。
by verdure4 | 2006-11-27 22:55 | 冬の茶花
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喫茶子、またの名を御点前小僧と申します。昔の写真で出ています。いまのはとてもお見せできません。
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